もともと昔は太陽と地球との位置関係で1年・1日の長さが決められるような生活をしていたのは
皆様異論のないところでしょう。
で,時間の最小単位が1日ではどうにも不便であろうから,1日を24等分して1時間,1時間を60等分して1分,さらに1秒。とかいうように決めて生活していたのだと推測されるわけです。あくまで推測。
その後,ルネッサーンス!ジャナクテ産業革命とかいろいろ技術の進歩に伴って厳密な1秒の定義が必要になって/出来るようになって原子時計を使って1秒を定義したのですね。
きっとそれまで使ってきた1秒に近くなるように
「秒は,セシウム133の原子の基底状態における2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の,9,192,631,770周期の継続時間とする。」
などとイッパンジンには意味の分からない定義を行ったわけですよね。
で,現在の生活の時間の基準となっているUTC(Universal Time, Coordinated / 協定世界時)はきっちりとこの1秒間隔でカウントアップされているのですが,地球の自転公転というのは実際問題きっちりと正確に同じ周期というわけではないので,この地球の動きによって決定される時刻UT(Universal Time / 世界時)とUTCを同期させるためにUTCを進めたり遅らせたりという作業が必要になってくるわけで,この調整される時間がうるう秒。
ちなみにこれに対してTAI(Temps Atomique International / 国際原子時),1958年1月1日0時0分0秒にUTと同時刻に合わせ,それ以降正しい1秒間隔でカウントアップし,うるう秒などの調整を行わない時刻。おかげでUTCとは現在34秒ずれています。
まとめ。
・ -0.9秒 < UT - UTC < +0.9秒 :この範囲内になるように「うるう秒」で調整
・ TAI - UTC = 10 + 増えるうるう秒の回数 ー 減るうるう秒の回数 = 34秒(2009年)
・ UTC + 9時間 = JST(Japan Standard Time / 日本標準時)
実感が湧かない人は
独立行政法人情報通信研究機構の日本標準時のページで確認。